人気ブログランキング | 話題のタグを見る

晴れときどきお天気雨2011年発売予定! 晴れときどきお天気雨2011年発売予定! 晴れときどきお天気雨2011年発売予定! 晴れときどきお天気雨2011年発売予定! 晴れときどきお天気雨2011年発売予定! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! 【カミカゼ☆エクスプローラー!】情報ページ公開中! ASa Project 『アッチむいて恋』 応援バナー企画 ASa Project 『アッチむいて恋』 応援バナー企画 ASa Project 『アッチむいて恋』 応援バナー企画

このブログは、『機巧少女は傷つかない』を全力で応援するブログですw   リンクフリー。コメント・TB大歓迎(TBは一部返せない可能性がありますので悪しからず。)
by run-3_kakeru
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
リンク
カテゴリ
全体
ライトノベル
既読リスト
ゲーム関連
11eyes
eden*
G線上の魔王
narcissu
Signal Heart
俺たちに翼はない
僕らと夏の宝物
ましろ色シンフォニー
メモリア
夜明け前より瑠璃色な MC
アニメ関連
ラジオ関連
QMA
雑記
未分類
以前の記事
2011年 03月
2011年 02月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


神のみぞ知るセカイ 神と悪魔と天使
神のみぞ知るセカイ  神と悪魔と天使_b0184957_2322437.gif神のみぞ知るセカイ
神と悪魔と天使
ガガガ文庫(小学館)
著:有沢まみず、原作・イラスト:若木民喜

「ボクは助けられたのか、あの、天使みたいな女の子にーーー」落とし神・桂馬が出会ったのは、桂馬が苦手とする属性をもつ不思議な女の子。その少女を攻略することになり、苦戦を強いられる桂馬の前に、もう一人の「駆け魂」の持ち主も現れて……? ギャルゲーの天才、「落とし神」と呼ばれる少年・桂馬と、地獄から派遣された可愛い悪魔・エルシィが現実の女子を攻略する『神のみぞ知るセカイ』。「週刊少年サンデー」の人気連載コミックをラブコメのスペシャリスト、有沢まみずがオリジナルストーリーでノベライズ!!


先日友人宅にてコミックを読み、面白いな、と感じたので衝動買い。
個人的にはコミックの方が好きです。
漫画よりも小説派の私ですが、理由は値段と時間の比率の問題でして。
つまりは漫画だと15分程度で一冊終わってしまうわけです。
それだとどうも損したような気分になるというか、いくらあっても物足りない、みたいな。
そして小説から漫画へとメディアミックスした際、あまりにもカットが多すぎたりしてそれが印象に残りやすい、というのがあります。
ですが、今回は逆で、漫画から小説へメディアミックスしたせいか、漫画独特のテンポがなく、どうも退屈感が大きくなってしまいました。
つまりはメディアミックスは成功しにくい、ということでしょうか。

評価は、9段階でC。漫画は良かったのですが、小説版はいまいち肌に合いませんでした。

以下ネタバレのため反転。


三人称で語っているはずなのに、所々でわずかに一人称が混ざってしまうのに慣れませんでした。()や""がある分にはまだいいのですが、たまに地の文が侵食されているような気がします。そうなってしまうのならば最初から一人称でやって欲しい。
内容の配分もあまり好きではありませんでした。桂馬side,透ルート、麻美ルートに分けると、
桂馬side:12~36(25),92~95(4),122~131(10),152~154(3),262~263(2),266~270(5)(:49)
透ルート:36~90(55),155~160(6),231~262(30)(:91)
麻美ルート:96~112(17),132~152(21),166~229(64)(:102)
透、麻美:113~119(7),162~163(2),230~231(2)(:11)
(ヒロインは初登場時がカウント開始地点です)

という風な感じになる訳ですが、これを見ると、最初は透ルートを進み、中盤は麻美ルートを攻略までだらだら進み、最後に透ルートを一気に片付けるといった感じがします。そして、「エンディングが見えた」と桂馬が言ったのが163ページ。それから解決シーンの割合が1:2というのはあまり良くないと思います。明らかに情報量が少ない透がないがしろにされている感がしました。いえ、情報量が少ないからこそ、解決シーンも少ない、ということなのかもしれませんが、不確かな情報で動きを見せるのは桂馬らしくないと思ったのです。
また、中盤で透が出てきたのはほんのわずかで、それが総合攻略に繋がるものであるというのはどういう事でしょうか。正直、それならなぜ「同時攻略」をしようとしたのか、と問いたい。これなら正直殆ど別々の攻略なのではないかと思います。
確かに、麻美ルートは透ルートが無いと迷うことはありませんが、同時攻略にしたこの場合、透ルートの攻略は不完全な気がしてなりません。桂馬の持つ透ルートに関する情報の中に、「マイナスチェック」という種は提示されていません。透のモノローグの中にはあったものの、それは一人の際にしたものであって、桂馬が絡んでいる訳ではないので、桂馬は悩みの種も知らないし、そうなると彼女の「世界」もわからない、と、不完全なのではないか、とそう思うわけです。確かに桂馬は「落とし神」ですから、そういう状況を予測できてもおかしくはないわけですが、これが例えば個別に攻略したのであれば透の種を桂馬はもう何度か接触することで得ただろうし、(まぁ小説としては没だろうとは思いますが)麻美の場合はもっと別のアプローチによって攻略することができたはずです。
「その世代」のギャルゲーをやっていないので、多数ヒロイン同時攻略、というのがこの様なものを指すのであれば、なんとなく腑に落ちないものを感じます。私の主観では、多数ヒロイン同時攻略ルートというよりは、多数ヒロインの状況を複雑に絡み合わせて悩ませ、セパレートで分析していったあげく、無理やりマルチEDにもっていくといった感じでしょうか。別に絡ませ悩ませは問題ありません。しかし、それぞれを結局セパレートで進めていくのならば、別にマルチにする必要はなかったのでは?と思うのです。せめて二度、三度、分析ゾーンが入れ替わることがあれば、私はそれでよかったのですが。
多数の状況を持って読者を混乱させるのは、推理小説なんかではよくある手なのだと思いますが、この小説内容はやはり肌に合いません。

そして結局、麻美の桂馬に対する想いというのは「恋」だったのでしょうか?おそらく漫画では今後出番が無いであろう彼女の想いは小説2巻以降が出るまで(以降出たとしても、もしかしたら一生)明らかになることはありません。


私の見解はこれで終了です。書洩らしもあるかもしれませんが、書くことはないでしょう。あまり読む気になれません。「スイート☆ライン」を買おうと思っていただけに、正直がっかりです。お陰で存分に迷うことになりました。


サブタイトル書き忘れていたため追加。どうでもいいけど天使→透でいいんですよね?
………あれ?麻美は???
web拍手を送る
by run-3_kakeru | 2009-05-31 00:43 | ライトノベル
<< 本編復活 これはゾンビですか?2 そう、... >>